セイケイメールマガジン Vol.2 2020年6月号

<今月の掲示板>

この度の新型コロナウイルス対策として当社営業においては時差出勤及び在宅勤務を実施して参りましたが、県をまたぐ移動が全面解除となる6月19日以降は面会や訪問等の営業活動を再開を予定しております。

ご都合を個別にご相談させて頂く予定ですので、何卒宜しくお願いします。

一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息と、皆さまのご健康を心よりお祈り申し上げます。

 

今回は、(1)弊社内面溶接ビード高さ低減、と (2) 高性能冷間成形プレスコラムT材、TF材、に就いてお届けします。

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◆内面ビード高さ低減について


弊社のコラムは内面、外面ともサブマージアーク溶接を採用しており、溶接品質の高さはお客様から高く評価いただいておりますが、一方で溶接ビードがCO2溶接などと比べると高くなる為、裏当金取付けの際にグラインダーによる内面溶接ビ-ド除去作業が必要となり、改善対策を何社かのお客様から頂いておりました。
いくつかのテストを通じて、厚肉サイズコラムに関しては、製造条件を改善することで溶接品質に影響をおよぼす事無く、0.5-1.0mmの内面ビード高さ低減が可能であることを検証しており、更なるテストを通じて対象サイズ確定作業中です。
品質確認次第お客様に提供する予定です。

引き続き、お客様が使いやすいプレスコラムの提供を続けていく所存ですので変わらぬご支援をお願いします。

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◆高性能冷間成形プレスコラムT材、TF材について


T材、TF材とは角部の靭性を保証し塑性変形能を高めたプレスコラムです。T材はNBFW法(脆性破壊防止溶接積層法)を用いることで、TF材は通常の溶接方法で高い耐震性能を確保できます。その結果、一般に冷間プレスコラムを柱に用いる場合の設計上の付加事項を考慮する必要はありません。
特にTF材は溶接施工が容易なことから、高層ビルを中心に適用される案件が増えています。弊社で頂くご注文も昨今T材、TF材が増えております。
当該プレスコラムの技術説明を皆様方の拠点訪問又はWEB面談活用にて喜んで対応させて頂きますので、ご興味あればメール、電話等でご連絡ください。


尚、T材、TF材或いはC材等の高性能鋼は、原材料厚板の手配に納期を要する場合がございます。ご入用の際にはできるだけ早めにご連絡頂ける様お願い申し上げます。

(今回メルマガ担当: 藤原)