セイケイメールマガジン Vol.32 2022年12月号号

< 今月の掲示板 >

素は当社プレスコラム各製品につきまして格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

弊社営業部におきましては感染拡大防止の観点から在宅勤務・オンライン商談を継続しておりますが、

受け入れ可能なお客様に対しましては直接訪問の機会を増やしている次第です。

各種お問合せにつきましてはこれまでと同様に営業担当まで直接ご連絡ください。

[1]現況について 

足元の生産状況は両製造所(佐野・堺)ともに依然として稼働率が高い状況(造管・切断開先加工)が続いております。

山積み状況は、概ね5~6カ月先までは実明細で埋まっており、以降についても都市部を中心とした再開発プロジェクトや物流倉庫、データセンター、半導体関連設備投資案件などの引き合いを頂いております。

しかしながら、平時でも起こる数量減・必要時期ズレに加え、他構造への変更・現場工程ズレなどの影響により6カ月先以降の山積みは変動するものと思われ、空きが出てくる可能性は十分にあります。約1年間に渡り長期化していたプレスコラム納期は正常化に向かっています。

引き合い案件を一つ一つ丁寧に精査しながら山積み調整に努め、納期情報を更新してゆきたいと考えております。

価格状況はユーザー様のご理解を頂きながら厚板価格の上昇分を段階的に各製品に転嫁してきましたがここにきてやや一服感といったところです。

このような状況下、厚板の安定確保、山積み・出荷調整、コスト上昇分の販価反映を着実に進め、安定操業に努めたいと考えております。

社員一同、「まじめなモノ造り」、「手抜きのない品質管理」、「真心をこめたお客様対応」を念頭に頑張って行きたいと思っておりますので

宜しくお願い申し上げます。


[2]佐野製造所絞りコラム開先機新設

佐野製造所では大径管の切開加工が可能な新たな絞り開先機を設置しました。絞りコラムラインは専用プレス機と溶接機、今回の開先機を

整備し、設備を1ヵ所に集約させることで生産性が向上するものと思われます。


[3]プレスコラム400角サイズ生産停止、代替品(JBCR325P)供給について

既にご連絡の通り、400角の生産については9月末をもちまして生産を終了し、代替品としまして、JFEスチール知多製造所製造のロールコラム

JBCR®325Pをご紹介させて頂いております。足元、引き合いも多く頂戴しておりますが該当サイズの予定案件がございましたら、是非お問い合わせお願いします。

納期はプレスコラム同様、発注明細を頂いてから5.5-6ヶ月で対応させて頂きます。


[4]プレスコラム大径サイズの生産検討

再開発案件・倉庫・工場等建物の大型化によりBCP柱も大型化が見込まれることで従来の最大径1000角を拡充すること検討開始しております。

弊社での設備更新以外にもお客様側での設備改良、切断開先の加工手配などが必要にて、これら検討も同時に進めて参ります。

詳細に就いては、未定の状況ながらこれら対応により大型プレスコラムの需要増、お客様からのニーズにより幅広く応えていく所存です。


[5]堺製造所増築の計画について

現在BCPの旺盛な需要に応えるべく、弊社堺製造所を増築することを正式決定致しました。再来年以降の稼働予定ですが、現在ネックとなっていた切断開先能力・置場能力の改善を図り、より適切な製造所内の物流体制を敷くことで更に供給量の拡大も目指していく所存です。


[6]オンライン打ち合わせ


 当社HP↓の「お問い合わせ」他でオンラインでの商談及び技術説明会を受け付けています。
 https://www.seikeicolumn.co.jp/

 上記は担当者に直接御用命いただいても結構です。
 ※オンライン技術説明等のご希望があれば是非お知らせください。


今年もご愛読ありがとうございました。本年も残すところあと僅かとなりました。

来年も皆様にとって良い年になりますようお祈り申し上げます。

今回メルマガ担当:松下